こんばんは。バナー&サムネイル制作を副業にするためデザインの基礎学習を独学で始めたあきよんです。
リベ大スキルアップチャンネルでおすすめしていた本、「やってはいけないデザイン」を読みました。
1.レビュー おすすめ度 ★★★★★ 星5つ
デザイン業界のプロの方が、デザイン素人向けに名刺、チラシ、ポスター、広報誌、プレゼン資料などをよくするポイントを書いている本です。
作者の方いわく「デザインルールをなるべく簡単な言葉にしてまとめた」本。素人向けに書いてあるだけあって、初学者の私でもわかりやすく楽しく読めました。「フリー素材のサイトの紹介」「おすすめフォント」など即使えそうな実践的な部分が多く、とてもよかったです。
素人向け・独学の「チラシ・ポスターのデザインをよくした人向け」のデザイン学習本としては、★5つだと思います。
日本人が書いた日本語の文章だと言うのもよいです。私日本人だから、わかりやすい!この後外国の人が書いたデザイン書を読んだんですが、いい本だけど日本語訳でイメージがわくような?わかないような?出てくるデザインイメージも全部英語だからイマイチピンとこない…?と感じたので、日本語だとやっぱりスパッとわかるわ!と思いました。
少しだけ残念なところは「バナー&サムネイル制作に特化した本ではない」という所。この本が説明しているポイントの色々はおそらく「チラシ・ポスターデザイン」を前提としているような感じがします。素人向けにわかりやすく限られた文字数で説明してるんで、対象を絞ってるんだと思います。
でもポスターってバナー&サムネイルよりサイズが大きいんですよ。入れられる情報量が多い。必然的に「バナー&サムネイル制作」とはデザイン構成が異なってくる…。
応用すればバナー&サムネイル制作にもガンガン使えるんじゃないかと思うですが、何しろ初心者なもので応用できないのが悲しい所…。でも「バナー&サムネイル制作」にもガンガン使える!という部分も沢山あるので読んで損はないと思います。
私のニッチ過ぎる要求に手が届いていないと言うか…。うん、私の要求がニッチ過ぎるだけですね、これ。本のせいじゃないわ。
2.この本で「これは!」と思ったポイント

意訳です。正確には「デザインのゴールを決めよう」というもうちょっとソフトな言い回しでした。
何が言いたいかと言うと、「デザインにはゴール(目的)」がある。例えば、セミナーのチラシなら「そのチラシからセミナーに申し込みしてもらう事」がゴール。
なるほど~と思いました。そりゃそうですよね。私が副業にしたい「バナー」や「サムネイル」制作とは広告を作ることです。バナーやサムネイルから動画を見てもらったり、何を買ってもらうのが目的。そこを外してしまったら意味がないわけです。
考えれば当然なんですが、言葉として明確に示されると「なるほど~!」と納得します。
他にも「デザインはゴールから~」の画像を作った時にも辞典みたいに「えーっとここは…」という感じで色々ポイントを参考にしました。
今回参考にしたポイントは6つ。
①いきなり細かいデザインを考えない。手書きでざっくり枠組みを考えよう
最初このルールを忘れていきなり画面に向かってうんうん悩んでたんですが、まとまらず…。手書きでざっくりラフを描いたら、イメージがわいて作り始めることが出来ました。ラフ大事。

作ったラフはこんなです。ん?出来上がりとラフが違うような…?途中で気が変わった模様です。
②初心者のうちは基本の3色を決めてなるべくそれ以外は使わない
最初のうちは少ない色味の方がデザインがまとまるそうです。今回使ったのは紫、ピンク、白の3色です。女性向けのイメージでまとめてみました。
③立体効果をかけ過ぎない
背景が薄地ピンクの部分の文字を白抜きにしたら、背景が薄くてちょっと見づらかったんですね。それでシャドウをつけたんですが、シャドウが過剰にならないように気を付けました。立体効果はつけすぎると品がない印象になるんだそうです。
④ポイントの文字を大きくする
今回私がポイントだと思ったのが「逆算」という言葉。ポイントだけ大きくして目立たせてみました。
⑤吹き出しに入れて斜めにする
「デザインは」の部分を吹き出しに入れて斜めにしました。吹き出しに入れることでカジュアルに。斜めにしたことで「にぎやかさ」が出るそうです。
⑥タイトルには太いゴシック体
タイトルには主張が強いゴシック体。本文は細めのゴシックや明朝がおすすめなんだそうです。今回はタイトルなので太目のゴシック体を使ってみました。
…あんな一文だけの画像作るのに本を見ながらうんうん悩んで、頭から煙が出そうになりました…。デザインて奥深いものですね…。
他にも使えそうなポイントは沢山あったので、この記事を読んで気になった方はぜひ買って読んでみることをおすすめします。
ではでは。
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